こだわりの「ねぎの極みシリーズ」
2018年 春 新登場。
とやまの白ねぎを100%使用したこだわりの加工品をご紹介いたします。
新製品が出来るまで
きっかけ
2016年のある雪の舞う寒い日、社長自ら雪の中から愛情込めてねぎを手で掘っている姿を見て、この大切に育てられた「白ねぎ」で加工品を出来ないか・・・と考え始めました。
まずは、試作品を作るところからスタート。「白ねぎ」を細かく刻んで「ねぎタレ」と「ねぎみそ」を作りました。これがかなり美味しい!「ねぎタレ」はサラダやにかけたり、お肉やカルパッチョにかけたり。「ねぎみそ」はごはんにのせたり、冷奴にのせたり。白ねぎ農家ならではの、白ねぎをたっぷり入れての「たれ」と「みそ」が出来ました。
美味しい「たれ」と「みそ」が出来た・・・しかし、一定の品質で製造することや、日持ちの事を考えた時に、次の壁が出て参りました。
身体の事を考えると添加物は入れたくない。添加物を入れずに日持ちをさせたい!と考えるとさらに難しくなってしまいました。
新たな発想
どうしたものかと困っている時に「この想いを実現してくれる企業を探したら?」と提案して下さる方がいらっしゃいました。そこで、自社で製造するという考えから、メーカーを見つけることへとシフトしていきました。
そうして次に取り組んだのが、合成の保存料や合成の着色料を使わずに「たれ」や「みそ」を作っているメーカーを見つけること。ドレッシングやねぎみそのベースになるお醤油屋さん・お味噌屋さん探しのスタートです。地元で昔ながらのお醤油・お味噌を製造しているメーカーを探しを始めました。その時に出会えたのがトナミ醤油さんです。富山県の西部、ゆずの産地で有名な庄川町で地道に醤油作りをしているメーカーでした。トナミ醤油さんは、醤油・味噌作りだけではなく、農家とコラボし「焼き肉のたれ」や「ゆず味噌」を既に手掛けている経験をお持ちで「白ねぎ」を使った加工品にも興味を持って下さいました。心温かいトナミ醤油の営業マンとの出会いから、新たな展開へとつながっていきました。
記念すべき一日
そこから1年以上をかけて、試作品作り・試食会を繰り返しました。記念すべき第一号の試作品が出来た時には、トナミ醤油さんが車で1時間かけていらして下さり、試食会を開催。イメージしていたものが少しずつ形になり始めたことを実感。とても嬉しい一日になりました。
次に取り組んだのが、パッケージのデザイン。富山県にお住まいされていたこともある「ことうたや大蔵」先生に、友人の紹介からお願いすることが叶い”あじ”のある題字とイラストを描いて頂きました。大蔵先生には無理なお願いを快く引き、素敵な題字とイラストを授けて頂きました。心から感謝を申し上げます。
その「題字・イラスト」を形にし、ラベル印刷までをニットクさんにお願いしました。初めての「もの作り」・・・途中でデザインを大幅に変更したりしましたが、様々な要望にも快く対応して頂き、納得のいくラベルにして頂きました。
新しい富山の味の完成
こうして数々の出会いから多くの皆さまのお力とお知恵を頂き、とやまの白ねぎ「万能たれ」「おかずみそ」が誕生しました。
始めての「もの作り」から、多くの事を学ばせて頂きました。関わって下さった皆さま、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。そして、これから出会っていく皆さま、どうぞよろしくお願い致します。